話題の『関市公認 包丁大使』任命式で贈呈された任命状と名刺は、高級包丁の素材「ダマスカス鋼」で作られた逸品。製作したのはセキビズでサポートしている有限会社コバヤシヒーティングさんです。先日訪問すると、中日新聞の本間記者も取材に来られていて今注目を集めています!
この商品の開発の裏側には焼入れ職人たちの熱いストーリーがありました。
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「はじめまして」本間記者と名刺交換する小林専務の手には、硬い名刺が!
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約2mm厚の名刺にはダマスカス鋼の包丁を思わせる綺麗な木目・波目模様が入り、ふちには日本刀をイメージした波紋も。渡したらきっと忘れられない、インパクトの強さと話題性。
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創業21年、社員9名のコバヤシヒーティングさんは刃物作りで重要な三大要素の鋼、焼入れ、刃付けの中で焼入れを専門に行っています。
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関市の刃物産業の分業体制の中で、自社の売上げが顧客の経済変動に左右されることに危機感を抱いた小林専務が中心となって自社商品を作ろうと5年前から構想し、3年前から若手職人の森さんと本格的に開発に動き出しました。
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セキビズは開設当初からこの新商品のターゲットの絞り込みや情報発信、販売方法についてなどのお手伝いをしてきました。
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そして、今回の包丁大使プロジェクトにも、同社の製品がピッタリということで製造をお願いしました。
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小林専務は関市の刃物業界全体が良くなって欲しい、より有名にしたいという想いが強くあり、
関東から10年前にUターンしてきました。
新商品開発に至った背景には、縁起物として「災いを断ち幸運を切り開く」と使われてきた刃物を、自社の持っている技術で刃物分野以外からも盛り上げたい。そこで包丁の材料を使って作る名刺「刃物語」が誕生しました。
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名刺の厚みは約2mm。芯材を15枚の金属の薄い層で挟みプレス。同社の光輝熱処理を行い白銀にし、表面加工により木目や波目を出して見た目に美しい表情を出しています。今回包丁大使の為に特別に作っていただいた任命状は、今まで誰も試みたことのない”規格外の大きさ”に苦労されたそう。焼入れ、ひずみ取り、表面加工全ての工程で、同社も協力会社さんも試行錯誤しながら傷つかないように丁寧に作り上げ、いくつか制作された中でベストのものを包丁大使のいけやさんにお渡ししました。
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先日の任命式でお渡しすると、いけやさんは感動され「引っ越したばかりの家に飾ります!」と言って受け取ってくださいました。

刃物関係の方や海外とのお客様と会うことの多い方にもぜひお勧めの、シャープなインパクトを与えられる「刃物語」の名刺は、9月下旬からコバヤシヒーティングさんのWEB限定での発売です。名刺の価格は2万円(税抜き)です。任命状などオーダーメイドで作成も可能とのこと。名刺以外にも同シリーズで新商品を販売される予定。詳細はコバヤシヒーティングさんのWEBへ!
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セキビズでは新商品開発のお手伝いなど、売上げアップに向けたサポートを行っています。ぜひお気軽にご活用下さい。

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