
こんにちは!関市ビジネスサポートセンター(セキビズ)です。
今日は、セキビズが開業支援をさせていただいた、関市の新しい注目スポット 「Kanoa理容室」 さんをご紹介します。
「理容室」と聞くと、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?
昔ながらの床屋さん、町の一角にある落ち着いた空間、顔そりやシャンプーの音…。どこか懐かしくて安心できる場所、という印象を持つ方も多いと思います。
ですが、Kanoa理容室は一味違います。
なんと店舗は「トレーラーハウス」を利用!住宅街の中に突然現れるおしゃれで秘密基地のような空間です。男性専用の理容室として、静かに、落ち着いて、そしてちょっと特別感を味わえる場所なんです。
今回は、そんなKanoa理容室の魅力を、セキビズの支援ストーリーを交えてお届けします。
◆ Kanoa理容室ってどんなお店?

KANOA理容室は、岐阜県関市向山町に2025年6月にオープンしました。
営業時間は朝9時から夜8時まで(最終入店は19時30分)。
完全予約制ではありませんが、「待たずにゆっくり過ごしたい」という方は事前の予約がおすすめです。
店名の 「Kanoa(カノア)」 には、オーナー・沖田さんの思いが込められています。
ハワイ語で「自由」「調和」といった意味を持つ言葉で、「お客様一人ひとりにとって、自由にくつろげる居心地のいい空間を作りたい」という願いが込められています。
ハワイアンテイストを意識した店内は、観葉植物やナチュラルな素材を使ったインテリアで統一され、落ち着いた雰囲気。理容室特有の堅苦しさを感じさせず、リラックスして過ごせる空間です。
さらにこだわりの椅子は昔ながらの理容椅子をリメイクして使用。懐かしさと新しさが融合したデザインは、他にはない特別感があります。
◆ 沖田さんの歩みと開業までの苦労

沖田さんは18歳まで地元・鹿児島県内の高校に通っていました。当時は大工さんなどの「職人」を目指していたそうです。
その後、大阪で働きながら通信制理容学校に進学。20歳の頃、知人が岐阜県関市でお店をオープンすることになりオファーを受け、岐阜へ移住して働き始めました。通信制の学校も岐阜に来てから無事卒業。そこから約24年間、同じお店で理容師としてキャリアを積み重ねてきました。
「いつかは自分のお店を持ちたい」――そう考えるようになったのは、仕事と子育ての両立に悩んだ経験からでした。
当時は店長として朝から晩まで忙しく働き、子どもの行事に参加できないことも多かったそうです。
「もっと家族のそばにいたい」「自分のペースでお客様に向き合いたい」
そう考えるようになり、10年以上悩んだ末に独立を決意。年齢的にも「今しかない!」という思いが背中を押しました。
選んだのは“トレーラーハウス”という選択肢。
・費用を抑えられる
・将来的に移動も可能
・自宅の隣に設置でき、子どもたちの成長を見守れる
これこそ自分の理想の形だ!と決意し、ついにKANOA理容室を開業しました。
◆ 沖田さんってどんな人?
沖田さんはとても親しみやすく、温かい人柄。
お客様一人ひとりのペースを大切にしていて「たくさん話したい方には楽しく会話を、静かに過ごしたい方にはそっと寄り添う」スタイルを徹底しています。
また、こだわりを持ちながらも柔軟。
「お子さんが寝ているからそのままカットしましょうか?」と臨機応変に対応するなど、“お客様にとって心地よいことは何か”を常に考えています。
さらに、理容師という仕事を通じて「子どもたちが将来『あの人みたいになりたい』と思ってもらえる存在でいたい」と語る姿からは、地域や次世代に対する強い思いも感じられます。
◆ トレーラーハウスで叶えた“隠れ家サロン”

Kanoa理容室の最大の特徴は、なんといっても「トレーラーハウス」を改装した店舗です。
団地の中にぽつんと現れるその姿は、まるで秘密基地のよう。外から見ても「ここに理容室があるの?」と驚かれる方も多いそうです。
中に入ると、木目調の温かみある内装にゆったりした理容椅子。シンプルながらも落ち着いた空間が広がり、まさに“大人の隠れ家”といった雰囲気です。
「お客様と1対1で向き合えるお店にしたかった。自分が人見知りなところがあるので、同じように人見知りの方や、特別感を味わいたい方に来ていただきたい。」
オーナーの言葉通り、ほかのお客さんを気にすることなく、自分だけの時間を過ごせるのも魅力。日々の忙しさを忘れてリラックスできる空間づくりにこだわっています。
◆ セキビズとの出会いと支援内容とは


沖田さんがセキビズに初めて足を運んだのは2025年1月。
きっかけは、知人から「セキビズに相談したら、開業がスムーズにできたよ」という話を聞いたことでした。
「自分も開業したい。でも、何から手をつければいいのか分からない」――そんな気持ちを抱えながら、相談に訪れたのが最初の一歩だったそうです。
最初の相談では、まず 「お店のコンセプト」 を一緒に整理することから始まりました。
「どんな人に来てもらいたいのか」
「どんな時間を過ごしてもらいたいのか」
「自分自身がどんな理容師でありたいのか」
沖田さんが頭の中で漠然と考えていたことを、セキビズの杉山センター長が丁寧に聞き出し、言葉にまとめてくれました。
そのうえで、「男性専用」「トレーラーハウス」「隠れ家」というKanoa理容室ならではの強みを活かした キャッチコピー を一緒に考案。キャッチコピーが決まると、コンセプト全体が一気に明確になり、沖田さんの中で「これだ!」という手応えが生まれたそうです。
続いて取り組んだのは ターゲット設定。
「働き盛りの男性が、仕事帰りや休日にリラックスできる場所」
「人見知りの方でも気楽に通える、1対1の空間」
といったお客様像を具体的に描き出すことで、サービス内容や料金設定も自然と形になっていきました。
さらに、実際にお客様が利用するときを想定して 予約方法や集客の仕組み もアドバイス。
・完全予約制にするのか、予約優先にするのか
・どうやって予約を受け付けるとスムーズか
・InstagramやLINEをどう活用するとよいか
など、細かい運営方法を一つひとつ整理することで、オープン後の不安をぐっと減らすことができました。
また、セキビズのデザイン専門家である林さんと一緒に、名刺やショップカード・オープンチラシの制作も行いました。見た目だけでなく「Kanoaらしさ」を反映したデザインを一緒に考えてもらえたことで、自信を持って配布できるツールが完成しました。
沖田さんは振り返って、こう語っています。
「何をしたらいいのか分からない状態で、自分一人では形にできなかった。でもセキビズは、一つひとつのステップを一緒に考えてくれる。漠然とした思いをカタチに変えてくれる。だから安心して開業まで進めたんです。」
◆ これからの夢


今はオープンしたばかりでメニューはシンプルですが、髭剃りは喜ばれるのでぜひセットで予約してほしいとのこと。
今後はカットやシェービングに加えて、カラーやパーマ、ヘッドスパなどフルメニューを提供できる理容室にしていきたいと考えているそうです。
そしてもうひとつの夢は、トレーラーハウスを活かして「いつか被災地支援の活動に役立てたい」というもの。
「動かせる店舗」だからこそ、地域や人のためにもっとできることがある――そんなビジョンも持っています。
◆ これから創業を考えている方へ

沖田さんはこう語ってくださいました。
「セキビズは自分の想いを形にしてくれる手伝いをしてくれる場所。」
Kanoa理容室は、
・忙しい日常を忘れてホッとできる
・誰にも邪魔されず自分の時間を楽しめる
・オーナーが一人で丁寧に向き合ってくれる
そんな魅力がたっぷり詰まった、まさに“男性のための隠れ家”です。
そして、開業の裏にはセキビズの支援がありました。
セキビズは、これから起業を考えている方、まだ迷っている方の相談も大歓迎です。沖田さんのように「想いを形にする一歩」を一緒に踏み出しましょう!
セキビズでは起業に向けた相談を 何度でも無料 で受け付けています。
コンセプトの明確化、ターゲット絞り込み、サービス内容決めなど、どんなビジネスにしていくか一緒に具体的に固めていきましょう。
開業後も継続的にサポートしていきますので、起業したばかりの方も、もちろん大丈夫です。
どうぞお気軽にご相談ください!
Kanoa理容室
【住所】岐阜県関市向山町3-5-14
【電話番号】09092101015
【定休日】毎週月曜・第二火曜・第四日曜
【Instagram】ここから見る

こんにちは!関市ビジネスサポートセンター(セキビズ)です。 今日は、セキビズが開業支援をさせていただいた、関市の新しい注目スポット 「Kanoa理容室」 さんをご紹介します。 「理容室」と聞くと、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか? 昔ながらの床屋さん、町の一角にある落ち着いた空間、顔そりやシャンプーの音…。どこか懐かしくて安心できる場所、という印象を持つ方も多いと思います。 ですが、Kanoa理容室は一味違います。 なんと店舗は「トレーラーハウス」を利用!住宅街の中に突然現れるおしゃれで秘密基地のような空間です。男性専用の理容室として、静かに、落ち着いて、そしてちょっと特別感を味わえる場所なんです。 今回は、そんなKanoa理容室の魅力を、セキビズの支援ストーリーを交えてお届けします。 ◆ Kanoa理容室ってどんなお店?

KANOA理容室は、岐阜県関市向山町に2025年6月にオープンしました。 営業時間は朝9時から夜8時まで(最終入店は19時30分)。
完全予約制ではありませんが、「待たずにゆっくり過ごしたい」という方は事前の予約がおすすめです。 店名の 「Kanoa(カノア)」 には、オーナー・沖田さんの思いが込められています。
ハワイ語で「自由」「調和」といった意味を持つ言葉で、「お客様一人ひとりにとって、自由にくつろげる居心地のいい空間を作りたい」という願いが込められています。 ハワイアンテイストを意識した店内は、観葉植物やナチュラルな素材を使ったインテリアで統一され、落ち着いた雰囲気。理容室特有の堅苦しさを感じさせず、リラックスして過ごせる空間です。 さらにこだわりの椅子は昔ながらの理容椅子をリメイクして使用。懐かしさと新しさが融合したデザインは、他にはない特別感があります。 ◆ 沖田さんの歩みと開業までの苦労

沖田さんは18歳まで地元・鹿児島県内の高校に通っていました。当時は大工さんなどの「職人」を目指していたそうです。 その後、大阪で働きながら通信制理容学校に進学。20歳の頃、知人が岐阜県関市でお店をオープンすることになりオファーを受け、岐阜へ移住して働き始めました。通信制の学校も岐阜に来てから無事卒業。そこから約24年間、同じお店で理容師としてキャリアを積み重ねてきました。 「いつかは自分のお店を持ちたい」――そう考えるようになったのは、仕事と子育ての両立に悩んだ経験からでした。 当時は店長として朝から晩まで忙しく働き、子どもの行事に参加できないことも多かったそうです。 「もっと家族のそばにいたい」「自分のペースでお客様に向き合いたい」 そう考えるようになり、10年以上悩んだ末に独立を決意。年齢的にも「今しかない!」という思いが背中を押しました。 選んだのは“トレーラーハウス”という選択肢。 ・費用を抑えられる ・将来的に移動も可能 ・自宅の隣に設置でき、子どもたちの成長を見守れる これこそ自分の理想の形だ!と決意し、ついにKANOA理容室を開業しました。 ◆ 沖田さんってどんな人?
沖田さんはとても親しみやすく、温かい人柄。 お客様一人ひとりのペースを大切にしていて「たくさん話したい方には楽しく会話を、静かに過ごしたい方にはそっと寄り添う」スタイルを徹底しています。 また、こだわりを持ちながらも柔軟。 「お子さんが寝ているからそのままカットしましょうか?」と臨機応変に対応するなど、“お客様にとって心地よいことは何か”を常に考えています。 さらに、理容師という仕事を通じて「子どもたちが将来『あの人みたいになりたい』と思ってもらえる存在でいたい」と語る姿からは、地域や次世代に対する強い思いも感じられます。 ◆ トレーラーハウスで叶えた“隠れ家サロン”

Kanoa理容室の最大の特徴は、なんといっても「トレーラーハウス」を改装した店舗です。 団地の中にぽつんと現れるその姿は、まるで秘密基地のよう。外から見ても「ここに理容室があるの?」と驚かれる方も多いそうです。 中に入ると、木目調の温かみある内装にゆったりした理容椅子。シンプルながらも落ち着いた空間が広がり、まさに“大人の隠れ家”といった雰囲気です。 「お客様と1対1で向き合えるお店にしたかった。自分が人見知りなところがあるので、同じように人見知りの方や、特別感を味わいたい方に来ていただきたい。」 オーナーの言葉通り、ほかのお客さんを気にすることなく、自分だけの時間を過ごせるのも魅力。日々の忙しさを忘れてリラックスできる空間づくりにこだわっています。 ◆ セキビズとの出会いと支援内容とは


沖田さんがセキビズに初めて足を運んだのは2025年1月。
きっかけは、知人から「セキビズに相談したら、開業がスムーズにできたよ」という話を聞いたことでした。 「自分も開業したい。でも、何から手をつければいいのか分からない」――そんな気持ちを抱えながら、相談に訪れたのが最初の一歩だったそうです。
最初の相談では、まず 「お店のコンセプト」 を一緒に整理することから始まりました。 「どんな人に来てもらいたいのか」 「どんな時間を過ごしてもらいたいのか」 「自分自身がどんな理容師でありたいのか」 沖田さんが頭の中で漠然と考えていたことを、セキビズの杉山センター長が丁寧に聞き出し、言葉にまとめてくれました。 そのうえで、「男性専用」「トレーラーハウス」「隠れ家」というKanoa理容室ならではの強みを活かした キャッチコピー を一緒に考案。キャッチコピーが決まると、コンセプト全体が一気に明確になり、沖田さんの中で「これだ!」という手応えが生まれたそうです。
続いて取り組んだのは ターゲット設定。 「働き盛りの男性が、仕事帰りや休日にリラックスできる場所」 「人見知りの方でも気楽に通える、1対1の空間」 といったお客様像を具体的に描き出すことで、サービス内容や料金設定も自然と形になっていきました。 さらに、実際にお客様が利用するときを想定して 予約方法や集客の仕組み もアドバイス。
・完全予約制にするのか、予約優先にするのか ・どうやって予約を受け付けるとスムーズか ・InstagramやLINEをどう活用するとよいか
など、細かい運営方法を一つひとつ整理することで、オープン後の不安をぐっと減らすことができました。
また、セキビズのデザイン専門家である林さんと一緒に、名刺やショップカード・オープンチラシの制作も行いました。見た目だけでなく「Kanoaらしさ」を反映したデザインを一緒に考えてもらえたことで、自信を持って配布できるツールが完成しました。
沖田さんは振り返って、こう語っています。 「何をしたらいいのか分からない状態で、自分一人では形にできなかった。でもセキビズは、一つひとつのステップを一緒に考えてくれる。漠然とした思いをカタチに変えてくれる。だから安心して開業まで進めたんです。」 ◆ これからの夢


今はオープンしたばかりでメニューはシンプルですが、髭剃りは喜ばれるのでぜひセットで予約してほしいとのこと。 今後はカットやシェービングに加えて、カラーやパーマ、ヘッドスパなどフルメニューを提供できる理容室にしていきたいと考えているそうです。 そしてもうひとつの夢は、トレーラーハウスを活かして「いつか被災地支援の活動に役立てたい」というもの。 「動かせる店舗」だからこそ、地域や人のためにもっとできることがある――そんなビジョンも持っています。
◆ これから創業を考えている方へ

沖田さんはこう語ってくださいました。 「セキビズは自分の想いを形にしてくれる手伝いをしてくれる場所。」 Kanoa理容室は、 ・忙しい日常を忘れてホッとできる ・誰にも邪魔されず自分の時間を楽しめる ・オーナーが一人で丁寧に向き合ってくれる そんな魅力がたっぷり詰まった、まさに“男性のための隠れ家”です。 そして、開業の裏にはセキビズの支援がありました。 セキビズは、これから起業を考えている方、まだ迷っている方の相談も大歓迎です。沖田さんのように「想いを形にする一歩」を一緒に踏み出しましょう! セキビズでは起業に向けた相談を 何度でも無料 で受け付けています。 コンセプトの明確化、ターゲット絞り込み、サービス内容決めなど、どんなビジネスにしていくか一緒に具体的に固めていきましょう。 開業後も継続的にサポートしていきますので、起業したばかりの方も、もちろん大丈夫です。 どうぞお気軽にご相談ください!
Kanoa理容室
【住所】岐阜県関市向山町3-5-14
【電話番号】09092101015
【定休日】毎週月曜・第二火曜・第四日曜
【Instagram】ここから見る
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